岡山県立記録資料館

資料群

目録情報

資料群名

 元衆議院議員黒田寿男書

出所地名

岡山市弓之町/岡山市北区弓之町

概要

元衆議院議員黒田寿男(ひさお)が揮毫した扁額「平和共存」

解説

津高郡金川村(岡山市北区御津金川)出身の元衆議院議員黒田寿男(1899~1986)が揮毫した扁額「平和共存」である。保管経緯は不明だが、黒田氏本人が友人のために揮毫したものが岡山県連合事務所(現:社会民主党)に入り、現在に至ったものとのことである。額の傷みが激しかったため、剥して保管している。 黒田氏は旧制第六高等学校、東京帝国大学を経て、昭和11年(1936)に衆議院議員に初当選した。戦後、日本共産党の結成に参加するも除名になるが、昭和32年(1957)復党し、昭和47年(1972)政界を引退、昭和61年(1986)に没した。議員在職中、日中友好運動や60年安保反対運動に取り組み、日中友好協会正統本部会長を務めるなど、岡山県だけでなく戦後日本政治に足跡を残した政治家である。

資料種別

古文書

古文書件数

1

検索手段

データベース

備考

元々は額装(44.8×152.0cm)であったが、保存上の観点から剥し、本紙(33.2×126.8cm)のみ保存。

整理状況

整理済み

公開状況

公開

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