岡山県立記録資料館

古文書

目録情報

資料群名

 岡山藩士浅田家資料

請求番号

B00185-000182

標題

 〔具足餅餝、五節句餝〕

年代

享保19年8月 -

作成者

瓜生武左衛門他5名

宛名

吉田半蔵殿

形態

切紙

数量

1通

保存状態

虫損、前欠

内容備考

享保十九年南呂下浣(八月下旬)作成。具足餅餝、五節句の餝など彩色絵入。18.0×233.8(cm)。奥書に瓜生武左衛門、瓜生武左衛門正貞、水島卜也之成の記名。小笠原水島流伝書か。

公開情報

公開

展示

企画展 29年度

キャプション等

江戸時代の中頃に描かれた餅飾りの絵です。展示しているのは正月の部分ですが、この後の部分には五節句(※1)の餅飾りも描かれており、全長242センチメートルあります。餅は正月だけではない祝いの場にかかせないものでした。  小笠原流礼法家の水島卜也(※2)らが伝えたもので、餅の厚さや形、添物の飾付などを文章とともにわかりやすく図示しています。   (※1) 1月7日(人日)3月3日(上巳) 5月5日(端午)7月7日(七夕) 9月9日(重陽) (※2) 水島卜也(ぼくや)1607~1697。豊前国小倉小笠原流門人斎藤三郎右衛門久也に師事して諸礼式を学び、のち江戸に道場を開いて水島流といわれた。将軍綱吉の世嗣徳松の髪置の儀に参加して有名となり、多数の門弟を抱えたという。『小笠原流諸書』を編纂した。

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